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探偵の推理部屋

特定の作家を取り上げますが、取り上げる作家は、好きな作家さんです。 だから偏ってます。

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私立探偵麻生龍太郎

私立探偵麻生龍太郎
2009年 角川書店


←実物をご覧いただきたい方はこちらのリンクの推理コレクションをクリックしてください

ざっくりあらすじ
春日組大幹部の殺害事件が解決した後、警察を辞めた麻生龍太郎。
彼は私立探偵として新たな道を歩み始めた。
麻生は、裏社会で生きようとする美貌の男・山内練に対して引き起こした罪を背負い、全てを捧げることを誓う。
その麻生の想いに呼応するかのように、今日も人々の切実な依頼と事件が次々と舞い込んでくる…

「聖なる黒夜」のその後の話、その前に「所轄刑事麻生龍太郎」が入りますが。
山内連の出てくる話の時系列だとまた変わってくるそうです。
また、調べて報告します

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聖なる黒夜

聖なる黒夜
2002年 角川書店
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ざっくりあらすじ
小田急線の線路の上に寝て始発電車を待つ錬。そんな彼を拾った韮崎。止まっていた彼の人生が全く別の方向に動き出した時だった。
 一方麻生は「春日組大幹部 韮崎」が殺された事件の担当になる。韮崎は男女問わず複数の愛人の存在があり、練もその中の一人で、春日組の資金源となって いる「イースト興業」の社長になっていた。悪魔のように悪賢く、美しい男妾あがりのヤクザ…それが、十年振りに麻生の前に現れた山内の姿だった。十年前の気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。あまりの変わり様に驚く麻生は過去の事 件が気になり始める。この十年の間に何が起こったのだ?
新宿を牛耳る大暴力団の幹部・韮崎誠一惨殺事件を捜査する麻生は、次第に過去に追い詰められ、因縁の波に翻弄されて暗い闇へとおちていく…。
愛と宿命に操られた者たちの果てしなく長い夜。
人間の原罪を問うて、深い感動を呼ぶ傑作。

麻生と山内が出てくるそれぞれシリーズがありいろいろそれぞれのストーリーがあり、他のを読むのも背景が解り面白いと思います。


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激流

激流
2005年 徳間書店

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ざっくりあらすじ
京都での修学旅行での班別の自由行動中、バスに乗り込んだ時には確かに7人いたにも関わらず、一人の少女がバスから忽然と姿を消した。同じバスに乗っていた同じ班のクラスメイトたちは、彼女・小野寺冬葉
いなくなったことにしばらくして気が付き、引率の教師らに連絡する。突然の単独行動に驚き戸惑いつつも、いずれ宿に戻ってくるだろうと楽観視した他のメン
バー達。しかし警察の捜索でも見つからず、思春期という多感な時期ということもあり、悩みを抱えた冬葉の自発的な家出ではとの大方の見方をよそに、冬葉は
その日、戻って来なかった。そして東京にも学校にも家にも戻って来なかった。その日以来、冬葉の姿を見た者は誰もいない。同じ班だった三隅圭子、秋芳美
弥、御堂原貴子、東萩耕司、鯖島豊、長門悠樹ら6人は冬葉をいじめていたのではないかと学校中から白い目で見られ、マスコミにもあらぬ噂を書き立てられ、
辛い思いをさせられた。

20年の時が過ぎ、あの時のメンバーは35歳となっていた。歌手や小説家として人気を得ながらも薬物に手を出してしまい落ちぶれていた秋芳美弥は、
自身の小説が原作の映画の主演と主題歌担当という再起をかけた一大プロジェクトのために動き始めていた。誰からも美人と憧れられていた御堂原貴子は、ごく
平凡なサラリーマンと結婚し家庭に入っていたが、夫がリストラされ、ローンの支払いや娘の学費に困り、主婦売春に手を染めていた。出版社で文芸雑誌の副編
集長を務める井上圭子(旧姓:三隅)は、浮気をした夫との離婚調停が暗礁に乗り上げていた。東大を卒業し一流電機メーカーに就職した鯖島豊は、社内の派閥
争いの影響で出世コースを外れ冷や飯を食わされていた。各々の人生を歩み、会うこともなかった6人だったが、美弥と貴子の元に「わたしを憶えていますか? 冬葉」というメールが届いた。冬葉は生きているのか?だとしたら、今頃になって何のためにこんなメールを送ってくるのか?。バラバラだったあの時のメンバーが、再び連絡を取り合って集結し、運命という名の激流が再び流れ始める。


まだ読んでません。NHKで映像化されます。これを見てから読むか読まないか決めようと思います。
読まれた方、感想をお寄せください。

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