舞え舞え断崖 赤江爆 2013年07月11日 舞え舞え断崖1981年 徳間書店←実物をご覧いただきたい方はこちらのリンクの推理コレションをクリックしてください。舞え舞え断崖 (講談社文庫)ざっくりあらすじ女形の橋水鏡の宮燿い川舞え舞え断崖悪戯みち柩の都黒馬の翼に乗りて以上の短編集女形の話あり、劇作家や俳優の話あり赤江瀑節健在です。妖艶さは、健在です。 [0回]PR
八雲が殺した 赤江爆 2013年06月23日 八雲が殺した1984年 文藝春秋←実物をご覧いただきたい方はこちらのリンクの推理コレクションをクリックしてください。ざっくりあらすじ村迫乙子は、今年50才になる。一昨年夫に先立たれ、昨年には一人息子も結婚した。彼女は息子の高夫と食事をした夜に、昔読んだ・・八雲の「怪談 茶碗の中」を彷彿とさせるような体験をした。その夜から乙子の日常は平安ではなくなった・・・。こちら絶版になってます。赤江氏の本は、コアのファンが多い為、絶版が多いです。日常でありながら、非日常の世界に行ける、本です。赤江氏の本は、読み終わった後も、しばらくは、赤江氏の世界に浸れます。是非、古本を、探してみてください。図書館とゆう手もあります。 [0回]
蝶の骨 赤江爆 2013年06月04日 蝶の骨1977年 徳間書店蝶の骨 (徳間文庫 411-1)http://" title="蝶の骨">ざっくりあらすじ岸田流子は15年前、E芸術大学の音楽学部の生徒だった。 そして・・彼女にはすごく憧れていた三人の美術学部の学生がいた。 高村涼介、淡野高寧、谷沢優太という学校全体の憧れでもあった 彼らを・・・しかし、彼女は彼らの相手とは相応しくない という容姿だったのだ・・・。ある日、流子は彼らの犯罪を目撃・・ そして、彼らを大学から追い出す事になる・・・。学校を卒業後、彼女は蝶へと変身し・・皮肉な運命は 再びあの三人の男たちを彼女に引き合わせる・・・。 あの時には自分に見向きもしなかったあの男たちが・・・。今や・・。流子は、蝶に生まれ変わった。大学時代の面影はなく、三人にはわからないことをいいことに、自分の中で秘かに復讐をする。なにげにスルーすることが出来たのに、女の性と言うか、自ら蜘蛛の巣に飛び込んで行ってしまう。 [0回]
正倉院の矢 赤江爆 2013年05月27日 正倉院の矢1976年 文藝春秋http://" title="正倉院の矢">ざっくりあらすじ正倉院の矢シーボルトの洋燈蜥蜴殺しのヴィーナス京の毒・陶の変堕天使の羽の戦きの短編集正倉院御物「投壷の箭」と言われる一本の矢。一つのランプに纏わる淫猥な出来事。ミロのヴィース。楽焼き茶碗橋姫。建築物。それらがキーワードとなって、事件が起きたり、一つのポイントとなっている。それらをワードとして赤江ワールドにに入っていく、妖艶びの世界に [0回]
美神たちの黄泉 赤江爆 2013年05月22日 美神たちの黄泉1975年 角川書店美神たちの黄泉 (角川文庫)http://" title="美神たちの黄泉">ざっくりあらすじ「坂村調右エ門氏刺さる。K座 血みどろの仁木弾正」新聞の見出しを足立健祐は呆然と見つめていた。7年前の夏、中国山脈の山間、藤芽歌舞伎発祥の地の芝居小屋に、脇腹に匕首をのんだ仁木弾正が現われ、そしていま、立役者坂村調右エ門の極めつけの仁木弾正が、血をしたたらせてK座のスッポンからセリ上がって来たのだ。美しい肉体を糧に生きる青年と、血みどろの仁木弾正の奇妙な因縁。『美神たちの黄泉』『万葉の甕』の二編は歌舞伎界をテーマに、『黒潮の魔軍』『草薙剣は沈んだ』『カツオノエボシ獄』は海をテーマに書かれている短編小説です。どの作品も、華やいだ表の顔の裏に暗闇があり、闇があるから光が存在する。その闇の部分に足を踏み入れてしまう者が、存在する。表の顔が美しく妖艶であればあるほど、闇の部分は、暗く逃れられないものとなる。一読するに値する一冊だと思う。 [0回]