タワーリング 福田和代 2013年07月24日 タワーリング2011年 新潮社←実物をご覧いただきたい方はこちらのリンクの推理コレクションをクリックしてください " title="" > 「我々は、ウインドシア六本木をビルジャックした!」。ビル会社社長を人質にとり、最上階に立てこもる犯人。地上 で手をこまねく警察を前に、17階のオフィスにいた船津康介はある奇策を思いつくが……。最先端技術を極めた都市の要塞と、どんな時代も変わらぬ人々の 「思い」が交差する、どんでん返し満載の城攻めサスペンス。設定が階建てのビルジャックと壮大だが、結末はその割には、あっさり目である。さわやかで、福田色が、よく出ていると思います。 [0回]PR
怪物 福田和代 2013年06月26日 怪物2011年 集英社←実物をご覧いただきたい方はこちらのリンクの推理コレクションをクリックしてくださいざっくりあらすじ千住大橋署の刑事生活安全組織犯罪対策課に所属している香西武雄は定年退職を1か月後に控えていた。刑事として30年以上働いてきたが、1つ心残りな事件があった。「くるみちゃん誘拐殺害事件」―。犯人は当時大学生だった堂島昭だ と確信していたにも関わらず、逮捕することができなかった。なぜなら、証拠は自分が嗅いだ〈死〉の匂いだけだったから―。あれから15年が過ぎ、時効も迎 えて今更どうすることもできないのはわかっていたが、香西は残りの1か月、堂島を再び追うと決めた。堂島は裁かれることもなくのうのうと生活してきた挙 句、次の衆議院選挙に出馬するつもりで地元に帰ってきていたのだ。香西はまた、千住大橋署に娘を連れて相談に来ていた女性・橋爪治子の話を聞く。夫の橋爪行雄が10日前、仕事に行くと言って出ていったきり帰ってこないのだという。すでに捜査の主軸を外されている香西は単独で橋爪の足取りを追い、橋爪が失踪当日最後に訪れたという最新鋭のゴミ処理施設「日本循環環境ラボラトリ」に辿り着いた。そこにいた若き研究者・真崎亮は、骨をも溶かしてしまうという"亜臨界水"を使ったゴミ処理の最新技術を香西に説明する。興味を持った香西は、さらに詳しい話を聞くために本社にある真崎の研究室へと赴く。そしてそこで香西は思いがけず、真崎の研究室に充満する〈死〉の匂いをかいでしまう。「読売テレビ開局55周年記念記念ドラマ」として読売テレビ・日本テレビ系で、2013年6月27日に放送予定テレビCMを見て興味をもちまして調べてみました。早速読みたいと思います。 [0回]