蔵の中 横溝正史 2013年05月06日 蔵の中1935年 新青年" title="蔵の中">ざっくりあらすじ雑誌「象徴」の編集長・磯貝三四郎のところへ、蕗谷笛二と名乗る少年が原稿を持ち込んで来た。「蔵の中」と題されたその小説には、笛二と聾唖で結核の姉・小雪との近親相姦的な生活が描かれていた。そればかりでなく、蔵の中から遠眼鏡で覗かれた磯貝と愛人との愛欲の様子まで描かれ…こちらも、金田一は、出てきません。が、やっぱり、横溝作品の魅力がいっぱいです。耽美的で静かにストーリーが流れていく感じ、運命的な事件の起こり方、横溝ワールドです。 [0回]PR