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探偵の推理部屋

特定の作家を取り上げますが、取り上げる作家は、好きな作家さんです。 だから偏ってます。

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十角館の殺人

十角館の殺人
1987年 講談社ノベルス
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ざっくりあらすじ

奇抜な家ばかりを建てた天才建築家・中村青司。彼の自宅である角島・青屋敷で彼を含めた4人が何者かに殺害された。半年後、K**大学推理小説研究会のメンバー七人は事件に惹かれ青司が角島に残したもう一つの館・十角館を訪れる。無人島生活を楽しむメンバーだが、殺害予告とも取れるプレートが発見され、次々と仲間が殺されていく。


方本土では、元会員・河南孝明のもとに死んだはずの中村青司から手紙が届く。青司が嘗て飲み会で死んだ会員・中村千織の父親であること、角島に行ったメン
バーの下にも手紙が届いていることを確かめた河南は、青司の弟・紅次郎のもとに向かい、そこで島田潔という風変わりな男と出会う。

青屋敷事件について調べる島田と河南。果たして青司は本当に死んだのか。そして十角館で起こる連続殺人の犯人は……。


館シリーズを読むなら、これから読むといいと思います。このころは、斬新なトリックだったのですが、今は、ちょっと、使い古されたような・・・でも、十分に楽しめます。


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