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探偵の推理部屋

特定の作家を取り上げますが、取り上げる作家は、好きな作家さんです。 だから偏ってます。

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灰色の虹

灰色の虹
2010年 新潮社
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ざっくりあらすじ

親しくしていた検事が自宅で何者かに殺害されたことを知った刑事の山名省吾は、7年前の殺人事件に関わった人々が次々と不審な死を遂げていることに気付く。


7年前、小さな運送会社に勤めていた江木雅史は、上司を殺害した無実の罪で逮捕・起訴された。暴力刑事の荒っぽい取り調べに屈し自白 してしまったが、決定的な物証はなく、状況証拠を積み上げただけの事件だったため事態が好転することを願っていたが、目撃証言が決定打となり懲役6年の判 決が下された。控訴も上告も棄却され、打ちひしがれながらも服役を終えた江木だったが、出所した彼を更なる絶望が襲う。江木は、自分から全てを奪った者た ちへの復讐を決意する。




2012年5月椎名桔平主演で映像化されてます。
その時は何も知らずにこのテレビを見ています。なかなかののストーリーだと思ったのを覚えています。原作を読んでみるのみいいかと・・・

 

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私立探偵麻生龍太郎

私立探偵麻生龍太郎
2009年 角川書店


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ざっくりあらすじ
春日組大幹部の殺害事件が解決した後、警察を辞めた麻生龍太郎。
彼は私立探偵として新たな道を歩み始めた。
麻生は、裏社会で生きようとする美貌の男・山内練に対して引き起こした罪を背負い、全てを捧げることを誓う。
その麻生の想いに呼応するかのように、今日も人々の切実な依頼と事件が次々と舞い込んでくる…

「聖なる黒夜」のその後の話、その前に「所轄刑事麻生龍太郎」が入りますが。
山内連の出てくる話の時系列だとまた変わってくるそうです。
また、調べて報告します

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慟哭

慟哭
1993年 東京創元社

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ざっくりあらすじ
連続する幼女誘拐事件の捜査が難航し、窮地に立たされる捜査一課長。若手キャリアの課長を巡って警察内部に不協和音が生じ、マスコミは彼の私生活をすっぱ 抜く。こうした状況にあって、事態は新しい局面を迎えるが……。人は耐えがたい悲しみに慟哭する――新興宗教や現代の家族愛を題材に内奥の痛切な叫びを描 破した。

賛否両論ある作品です。すぐに犯人が解る。推理小説としては、駄作だ。わかっても読みごたえのある作品だ、という人もいます。ご自分で読んで、決めてください。

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花の鎖

花の鎖
2011年 文芸春秋
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ざっくりあらすじ
梨花は、悩んでいた。両親を亡くし、祖母もがんで入院。追い討ちをかけるように、講師をしていた英会話スクールが倒産。お金がない、どうしよう。美雪は、満ち足りていた。伯父のすすめで見合いをした相手が、ずっと憧れていた営業職の和弥だった。幸せな結婚。あの人に尽くしたい。紗月は、戸惑っていた。水彩画教室の講師をしつつ、和菓子屋のバイトをする毎日。そんなとき、届いた大学時代の友人からの手紙。忘れていた心の傷が、うずきはじめた。花の記憶が三人の女性を
つないでいく。

相関図を書きながら読み進めることをお勧めします。読み進めるとあることにきずきます、あることにきずくと話の筋が見えてくると思います。2013年秋映像化予定

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スウェーデン館の謎

スウェーデン館の謎
1995年 講談社ノベルズ
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ざっくりあらすじ
取材で雪深い裏磐梯を訪れたミステリ作家・有栖川 有栖はスウェーデン館の人が呼ぶログハウスに招かれ、そこで深い悲しみに包まれた殺人事件に遭遇する。
 臨床犯罪学者・火村 英生に応援を頼み、絶妙コンビが美人画家姉妹に訪れたおぞましい惨劇の謎に挑む。

作家アリスシリーズ5作目、国名シリーズ2作目
本格長編推理小説です。私としては、読みやすく割と犯人は、推理しやすいが、情景が美しく書かれていて、推理だけではない背景が読み終わった後の余韻がいいです。

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