忍者ブログ

探偵の推理部屋

特定の作家を取り上げますが、取り上げる作家は、好きな作家さんです。 だから偏ってます。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


白ゆき姫殺人事件

白ゆき姫殺人事件
2012年 集英社
←実物をご覧いただきたい方はこちらのリンクの推理コレクションをクリックしてください


ざっくりあらすじ
「あの事件の犯人、隣の課の城野さんらしいよ…」美女OLが惨殺された不可解な事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まった。噂が噂を増幅する。果たして彼女は残忍な魔女なのか。
ストーリーは、この事件について調べるフリーライターの赤星に
向けて、関係者が語りかけるという展開で進んでいきます。
登場人物一人一人に喋らせていく、湊かなえさん得意の構成。
新聞記事の過激報道やSNSの炎上など今どきの時事が取り込まれています。

映像化され2014年春ごろ公開予定の作品です。見る前に一読みして、映画を見てください。

拍手[0回]

PR

聖なる黒夜

聖なる黒夜
2002年 角川書店
←実物をご覧いただきたい方はこちらのリンクの推理コレクションをクリックしてください


ざっくりあらすじ
小田急線の線路の上に寝て始発電車を待つ錬。そんな彼を拾った韮崎。止まっていた彼の人生が全く別の方向に動き出した時だった。
 一方麻生は「春日組大幹部 韮崎」が殺された事件の担当になる。韮崎は男女問わず複数の愛人の存在があり、練もその中の一人で、春日組の資金源となって いる「イースト興業」の社長になっていた。悪魔のように悪賢く、美しい男妾あがりのヤクザ…それが、十年振りに麻生の前に現れた山内の姿だった。十年前の気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。あまりの変わり様に驚く麻生は過去の事 件が気になり始める。この十年の間に何が起こったのだ?
新宿を牛耳る大暴力団の幹部・韮崎誠一惨殺事件を捜査する麻生は、次第に過去に追い詰められ、因縁の波に翻弄されて暗い闇へとおちていく…。
愛と宿命に操られた者たちの果てしなく長い夜。
人間の原罪を問うて、深い感動を呼ぶ傑作。

麻生と山内が出てくるそれぞれシリーズがありいろいろそれぞれのストーリーがあり、他のを読むのも背景が解り面白いと思います。


拍手[0回]


タワーリング

タワーリング
2011年 新潮社
←実物をご覧いただきたい方はこちらのリンクの推理コレクションをクリックしてください

拍手[0回]


麒麟の翼

麒麟の翼
2011年 講談社
←実物をご覧いただきたい方はこちらのリンクの推理コレクションをクリックしてくださ


ざっくりあらすじ

寒い夜のこと。日本橋の欄干にもたれかかる男を巡査が目撃する。男の胸にはナイフが刺さっていた。どうやら男は死にかけた状態でここまで歩いてきて、力つきたようだ。その後、男は病院で死亡してしまう。

加賀と松宮も参画して事件の捜査が始まる。その中、事件直後に若い不審な男が現場から逃走中にトラックにはねられ、昏睡状態に陥っていることが分 かった。「彼が人殺しをするはずがない」と否定する恋人。しかし、彼の持ち物からは被害者が持っていた財布と書類鞄が発見される。そして、被害者とのある 関係が浮上したことから、警察は不審な男を犯人と断定し裏付け捜査を進めてしまう。

一方、被害者が部長を務めていた会社で「労災隠し」が発覚し、その責任が被害者にあることが公になる。このことで被害者家族は一転して世間・学校からのバッシングにさらされてしまう。

果たして、若い男は真犯人なのか。被害者はなぜ瀕死の状態で日本橋まで歩いてきたのか。加賀と松宮はその真相に挑む。


ご存知加賀恭一郎の最新作で映画化されました。家族の在り方を考えさせられます。


拍手[0回]


ジウⅠ警視庁特殊犯捜査係

ジウⅠ警視庁特殊犯捜査係
2005年 中央公論新社
←実物をご覧いただきたい方はこちらのリンクの推理コレクションをクリックしてください

ざっくりあらすじ
特殊犯捜査係【SIT】に所属する美咲基子。水と油のように対照的な2人だったが、白昼発生した人質籠城事件を境に、美咲は所轄署へ飛ばされ児童誘拐事件の捜査本部に加わることになり、基子は女性初のSAT隊員に任じられる。
籠城犯・岡村の供述で、誘拐事件の主犯が中国人の少年・ジウであることが判明する。ジウの潜伏先を探していた捜査本部は、ある痕跡から1軒の廃墟のホテルに目星を付け張り込みを開始する。そこで発生した新たな誘拐事件。SATが出動し事件は解決するが、警官1人が殉職し、ジウも犯人の中にはいなかった。

黒木メイサと多部未華子で映像化されました。3部作で少し現実離れした話だが、それはそれで浜氏としては、面白いと思う。

拍手[0回]